夏木数学教室のいろいろ

夏木です!大久保駅から徒歩3分の場所で個人指導塾をやっています。数学のことや教室の様子などをつぶやいていきます。https://reportsviewer.herokuapp.com/auth/login/?next=/

テストは現状把握の良い道具!

あけましておめでとうございます。夏木数学教室です(๑╹ω╹๑ )

 

「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」(上杉鷹山

やればできる!やんないとなにもできないぞ!できないのはやらないからだぞ!という意味です。

「為せば成る 為さねば成らぬ 成る業を 成らぬと捨つる 人の儚さ」(武田信玄)

やればできる!やんないとできない!できることをできないと諦めるのは愚かだ!のパクリですね。

 

 

さて、やるというとみなさんはどのように数学や算数をやっていますか?今日は多くの成績が伸び悩んでいる生徒さんやその保護者様向けの記事を書きました。そして謝罪です!!!書き始めたらとっても長くなってしまったのでこれは3部構成です!!

 

1、現状を見つめよう!平均との差を認識し復習の優先順位を確認しよう!

2、テスト直しが最も効率的な復習です!テスト直しのやり方について

3、普段の学習。テキストをつかってどうやって家で勉強するか、授業をうけるか。

 

 それでは、1部です!!

まずは、成績が上がらないと嘆いている多くの生徒さんの現状をみてみましょう。*1

Aくんは小学4年生。早稲田アカデミーに通っていて偏差値は44です。

使用している参考書は四谷大塚の予習シリーズです。↓これ

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宿題もしっかりやっているのになぜかテストでは振るわず、成績が上がらないという保護者様。

 

Aくんのテストの点数内訳をみてみると・・・

1.計算問題 10/28 (平均18.5/28)

2.小問集合 20/42 (平均30.2/42)

3.おうぎ形の面積 10/15 (平均8.9/15)

4.深さの変化 10/20 (平均10.6/20)

5.グラフの読み取り 10/30 (平均10.4) 

6.小問集合(応用) 0/15 (平均2.0)

平均点80.6点に対し、60点でした。

 

テストの偏差値だけみていませんか?どこができなかったのか、平均点と大きく離れている分野はどこかを確認することが大切です。自分が一番平均点とはなれている苦手分野知ってますか?成績向上には、現状把握。

 

 

Aくんはどのようにすれば、偏差値50にたどり着くでしょうか。

平均との点差が大きいところを重点的に勉強するのです。

上でいうと計算問題と小問集合です。

 

 

どのようなテストも基本的には最初の1や2は基本問題が出ています。

1と2を全問正解したら70点です。3番以降の問題で11点以上とれば平均を超えることができます。

 

SAPIX四谷大塚のテストはだいたいの小問の点数が同じなので、難しい文章問題1問と簡単な計算問題1問に点数的な差はあまりありません。どちらがあげやすいかはわかると思います。偏差値が伸び悩んでいる人は1と2を復習してみましょう。

 

また、これは偏差値が50を超えている人にも当てはまります。計算問題で2ミス以上の人は計算のやり方を工夫したり計算練習を多く積みましょう。

 

どうやって復習するんだよーーーーーー

 

もちろん時間があるなら、テキストの問題を解き直し、解説を読み、わからなかったことをまとめ・・・ということをするのが良いです。(この方法についてはまた後日)

 

しかし、最も効率的な勉強方法はなにか?

それは、テストの復習です。

SAPIXに通っている人は毎回テストをしているでしょう。テストはやってないよーという生徒さんはテキストの後ろの方の「まとめ」という単元のものを用いると良いです。

 

テストはやりっぱなしの人が多いですよね。自分の苦手分野もみつめるのも、苦手や得意を認識するのも難しいですよね。自力でやるのが難しいならぜひ一緒にやってみましょう。腰の重い一歩目の手伝いをします!ぜひ教室見学してみてください。

 

長くなってしまったので次の会でテストの復習方法を紹介したいと思います。

 

夏木でした〜

 

連絡先:Wechat infoqueen

*1:これは架空のものです

なんで負の数×負の数は正の数になるの?

こんにちは、夏木数学教室です(๑╹ω╹๑ )

 

私のところに来た時、クラスで数学38位だった子が2学期末テストでその数学を4位にあげました。嬉しそうな顔をみて私も嬉しいです。このまま頑張ってほしいものですね。

 

では今回は(-1)\times (-1)=1\:という中学一年生の最初に学ぶ「正負の数」の単元で習う式について話します。*1

みなさんなんで負の数と負の数をかけると正の数になるのか説明できますか?

 

あたりまえになり、そう習ったから。。と作業的にやっている子が多いです。それでも問題は解けるのでそこまで問題視していませんが、好奇心旺盛な生徒さんに教えてあげると感動していたので今回のテーマとしたいと思います。

 

まずは私の推しの分配法則による方法を紹介します。数式による証明で納得してもらいやすいと思います。

 

まず、前提事項として、(-1)+1=0\:と分配法則\:a\times(b+c)=ab+ac\:を認めたいと思います。ではでは証明開始です!!

(-1)+1=0\hspace{5cm}ここに左から(-1)をかけます\\(-1)\times\{(-1)+1\}=(-1)\times0\hspace{2cm}分配法則を用いて展開します\\(-1)\times(-1)+(-1)\times1=0\\(-1)\times(-1)+(-1)=0\hspace{4cm}両辺に1を足します\\(-1)\times(-1)+(-1)+1=0+1\\(-1)\times (-1)=1
 
どうですか??群論という分野でよく紹介される方法です。*2
 
 
 
次に、理解しやすいかな(?)と思うイメージ的な説明を以下にかきます。
 f:id:mAth:20181231192851j:plain君は1日に東に向かって1km歩きます。これを+1とします。西に向かって1km歩くことをー1とします。数直線をイメージするといいですね。
 
 
例えば東に向かって歩き続けるとして、3日後には +1×3=+3 で東に3km歩いたことになりますよね。西に歩くと2日後には -1×2=-2 で2km西に歩いたことになりますよね。
 
さて、(-1)\times (-1)=1\:についてです。君は西に歩き続けています。1日後には今日いる場所から西に1km進みます。(-1)\times (-1)=1\:はなにを表しているでしょうか。
 
西に歩いているとき、-1日後にどこにいるかということです。
-1日後、つまり1日前はどこにいるかということです。西に向かって歩いているのだから1日前は今日よりも東にいますよね?1日前は1km東にいます。
つまり(-1)\times (-1)=1\:なのです。
 
こっちの方がイメージしやすいでしょうか?自分なりに納得して数学に取り組んでくださいね( ´ ▽ ` )年越し数学一緒にやりましょう〜〜〜
それでは、良いお年をお過ごしください。来年もよろしくおねがいします。
夏木でした〜
 
 

*1:小学生向けに-1という数について少し説明します。

負の数とは0より小さい数です。例えば1-2=-1です。

*2:(-1)\times0=0なども証明が必要です。頭をひねってみてください。

学習時間はどれくらい??

こんにちは、夏木です(*´ω`*)

 

今日は私と同じ東工大の化学が得意でもちろん数学や物理もできる男性先生の授業がありました!!一回体験に来てみてください!!一緒に冬休みの課題をやりましょう〜!!↓↓授業風景

 

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さて、今日は学年ごとのおすすめの勉強時間について書きたいと思います。PC版のサイドバーに「学習の心得」が置いてるのでそちらも読んでください!!

スマホ版だとサイドバーが見れないらしいのでここに乗せておきますね

学習の心得 - Google ドキュメント

 

 

さて、みなさんのお子さんは一日に何時間勉強していますか?

 

勉強は何時間勉強したかではなく何を勉強したかを意識するほうが良いのですが、最初は時間を目安に取り組んでみるのも悪くはないと思います。*1以下1日あたりの勉強時間の目安です。

 

小学生は 学年÷2 時間

中学生は 学年+1  時間

高校生は 学年×2 時間

 

です。例えば中学2年生は2+1=3ですから一日に3時間の勉強が目安となります。平日も休日もです。今日6時間勉強して明日は勉強時間0時間で遊ぶんだ~はいけませんよ。継続は力なりです。

 

少ないと思った人も多いと思った人もいるでしょう。

少ないと思った人はもう少し集中してやってみるとよいでしょう。集中できているなら素晴らしいです。続けましょう。

多いと思っていた人は少しづつでいいので増やしてみましょう。最初は一日30分からでも構いません。塾の宿題だけでなく復習もしてみたらみるみる成績が上がりますよ^^

 

水泳もピアノも勉強も全部やるのは大変難しいことです。どれもそれなりになってしまわないように注意しましょうね。

 

また、塾に行かせておけば安心だという保護者様のお話をよく聞きますが、勉強の基本は自習です。

もちろん全てを自分一人で勉強することは効率が悪いので塾に行くのは合理的ですが、毎日塾や習い事で自分で勉強する時間がない・・・という生徒さんがいらっしゃったので教育ママパパさんは少し自分のお子さんを信じて自分でやらせてみてください。

 

 

夏木でした~

 

*1:3時間勉強しようと思って勉強を始めても20分で飽きて残りの時間をぼーっとすごして3時間勉強した気になるのは危険です。

オススメの毎日学習 

こんばんは、夏木です(๑╹ω╹๑ )

 

今日も2人新しい子がきてくれましたね〜ありがとうございます。

この個人指導塾は土日がメインなんですけど、冬休みはやっているのでぜひ来てくださいね〜

 

今日は毎日算数するなら何をすればいいか、といわれたので、今日はみなさんにおすすめの毎日学習を紹介します!

 

↓↓↓これです!!!

dailywork.net

 

100ます計算です!

一昔前に流行ったもので、私も小中のころに毎日やってました!

足し算引き算は小学1年生でもできますし、どんなお子さんも取り組めると思います。どんなにかかっても10分もかからないので、朝のちょっとした時間に脳トレとしても良いと思います。ぜひ保護者様も!!

 

九九なんてできるしとか思っているそこの君!!じゃあやってみてくれ!!時間を計って・・・準備はいいかい??よーいスタート!!

 

 

・・・・・おわりましたか???何分かかりましたか?

1分以内にできた君!ちょーすごい!私並みだな!

2分以内にできた君!しっかり練習してたんだな、えらい!計算スピードは申し分なし!なれたら1分以内にできるかな?

 

もっとかかっちゃった君!まぁそんなもんさ〜どこかに詰まってしまった部分がなかったかな?九九はどこの段も大事ですし、割り算でも必要になってくるので練習で2分以内にできるようにしましょう!

 

そもそもこの100ます計算で2問以上間違えた君は要反省ですよ!!!!

 

九九はまぁみんなできます(多分)。なので全問正解できるだけでは周りと差がつきません。そこでスピードです。計算が速いと難しい問題を考えることや最終確認もできます。

早く解けるように練習する過程で計算にもなれ、簡単な計算ミスは減ります。基礎を侮ってはいけません。難しい問題がいくらわかっても計算ミスをしたら0点です。計算ミスが多いと感じる子はぜひ100ます計算をやってみましょう!

 

そんなに時間もかからないので小学6年生にもオススメしています。

 

だんだんなれてきたらあまりのある割り算100問にも取り組んでみましょう。この100ます計算は暗算でしたいものです。概算の練習にもなって大変力になります。

 

以下100ます計算の極意です! 

  • 時間を計る!!(2分以内が目標)
  • 毎日やる!!!
  • 楽しむ!!!! 

 

毎日更新なのでぜひ印刷してやってみてくださいね〜

dailywork.net

夏木でした〜

 

 

 

単位は大事 #速さ

 

こんばんは、夏木です(๑╹ω╹๑ )

 

今日も新しい子が2人も来てくれました〜ありがとうございます。来週は年末年始ですが個人指導塾は営業しているので年末年始さぼりすぎないようにどんどん活用してくださいね。

 

今日は小学生だけでなくみなさんに伝えたいことがあります。それは・・・

単位の大切さです!!!!

多くの塾でのテストは回答用紙に単位が書いてありますよね。だから多くの子供は日頃の答案にも単位を書きません。例えば以下のような問題を考えます。

静水時の速さが時速9kmの船がある。この船が1600m下るのに8分かかるとする。川を上る速さと、1600m上るのにかかる時間を求めよ。

 予想される多くの生徒の答え

答え 3、32

 

 いや、単位は?!?!?!

 

単位以前に途中式をかけますか?

1600÷8=200

200×60÷1000=12

12-9=3

3000÷60=50

1600÷50=32

筆算は途中式ではありませんよ!!

 

〜よくわかる解説〜

まずは確認です。

(速さ)=(距離)÷(時間)でしたよね・・・?ここで単位の偉大さがわかります。

速さの単位...km/時

距離の単位...km

時間の単位...時間

km/時=km÷時間

教えてて意外と知らない子も多いです。

ここでもう一つ時速を分速に直す方法を紹介します。(一般的な)時速は km/時 です。分速の単位は m/分 です。例えば6km/時の時は・・・

\displaystyle \frac{6km}{1時間}=\frac{6000\text{m}}{60分}=100m/分

感動しましたか?ただ、60で割るんだって覚えるよりもずっと覚えやすいですよね。

問題に戻ります。

静水時の速さが時速9kmの船がある。この船が1600m下るのに8分かかるとする。川を上る速さと、1600m上るのにかかる時間を求めよ。
単位に気をつけてしっかりと途中式を書き直してみます。

1600 [m]÷8 [分]=200 [m/分]・・・(下りの分速)

200 [m/分]×60 [分/時]÷1000 [m/km]=12 [km/時]・・・(下りの時速)

(補足:\displaystyle 200m/分=\frac{200\text{m}}{1分}=\frac{0.2\text{km}}{\frac{1}{60}時間}=0.2×60=12 [km/時])

12 [km/時]-9 [km/時]=3 [km/時]・・・(上りの時速)

 3 [km/時]=3000/60 [m/分]=50 [m/分]・・・(上りの時速)

1600 [m]÷50 [m/分]=32 [分]・・・(上りにかかった時間)

答え、3km/時, 32分

多少くどくかいてしまいしたが、どうでしょうか?理解の助けになれば幸いです。筆算だけじゃなくて途中式かいてくださいね!ぜひ出て来た数字の単位に注目してみてくださいね。時速 [km/時]と分速 [m/分]足したり、距離 [km]×時間 [時]などをしないように!!!!!

 

そういえばそろそろ集団やっていきたいですね〜夏木でした〜

初めての投稿!

初めまして、夏木です!大久保駅から徒歩3分の場所で個人指導塾をやっています!数学関連をメインに記事を書く予定です!

連絡はこちらまで→ ina.infoqueen8[@]gmail.com [@]を@に変えてください。

WeChat:infoqueen

ブログなんてゲームの実況ブログ以来なのでしっかりとした記事を書けるか不安ですが温かい目で見守ってもらえたらなと思います。

 

まずは私の個人塾の紹介からですね!

場所はJR中央総武線大久保駅から徒歩3分 新宿区百人町1-20のビルの一室で行なっています!

 

全員1:1の個別指導です。先生は私を含め数学クラブのみなさんがしてくれます〜

では、私の自己紹介をしましょう。

所属:東京工業大学数学系

特技:ルービックキューブ

自慢:センターで数学200点満点からのセンター総合93%(センターは基礎問題ばかりなので基礎の徹底を教えていきたいですね)

好きなこと:麻雀、数学 ギター ゲーム

苦手なこと:麻雀、数学(頑張れば頑張るほどわからないことが増えていきますよね・・・)

夏木でした〜

きになる!と思ってくださった方はこちらのフォームに回答していただけたら返信いたします

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe3VEawhwoNOqhoxSlou_FbYtuudgzGOSXHhB5xT4v0pa1jFA/viewform?usp=sf_link

*1

*1:客観的な自慢できることってみなさんは何がありますか?