シンプソンのパラドックス
4月も終わってしまうことに焦りを感じてしまいますね。
夏木数学教室はGWも開催中です。受講可能時間は王先生のWeChatをご覧ください。
さて、前回の問題の解説です。
〜ではないという条件で考えるのはどうでしたか?
天使が「Dは天使ではない」というのと
悪魔が「Dは天使」というのは実は同じ条件です。
このように物事の否定を考えることは集合などを学ぶ上でも大切になってきます。
人間ではない→天使か悪魔 とスムーズに考えられると天使と悪魔問題は全部解けてしまいますね( ´ ▽ ` )
まぁこの問題はもっと簡単に・・・
天使と悪魔と人間が1人ずついます。天使は常に真実を語り、悪魔は常に嘘をつきます。人間は嘘をついたり真実を語ったりします。
A「Bは悪魔じゃないよ!!」
B「Cは悪魔じゃないよ!!」さぁ誰が何?
天使と悪魔と人間 - 夏木数学教室のいろいろ
A:天使 B:人間 C:悪魔
これは初回の問題と似ています。悪魔は1人しかいないので、悪魔は「あいつは悪魔じゃないよ!」と言うことができません。つまりAもBも悪魔ではないのでCが悪魔
Bは嘘つきなのでBが人間でAが天使ですね。
GW中はちょっとお休み・・・
ん?と思う問題を残して終わることにします。次の更新は5/7です。よろしくお願いします。電車広告に載っていましたね。シンプソンのパラドックスといいます。
A高校とB高校の生徒が同じ模試を受けました。
B高校の方が男子平均点でも女子平均点でもA高校を上回っていました。
A高校の方が全体平均が高いことはあり得るでしょうか。
平均を知っている小学生ならできる問題ですよー
こういうぱっとみ感覚とは反する問題も解けることも数学、算数の魅力ですよね。
それでは、よいGWをお過ごしください!!